アーキペラゴゼミ 豊島編

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アーキペラゴゼミ 豊島編

火曜日は豊島日和 *終了しました

[参加者募集] 2016年08月25日


火曜日の午後、高松から豊島へ行きました。
高速艇に乗る人はまばらで、瀬戸内国際芸術祭期間中とはいえ
豊島美術館が休館の日は整理券も行列もなしで行けます。

関東は台風による大雨の時で、私のスマホには
実家エリアの防災情報が続々と入ってくるのに、
瀬戸内海は穏やかで、くっきりとした夏の空模様です。



通りすぎた島の景色の中に、桟橋の船やトラックが並んでいたことを
気にとめた人はいたでしょうか。

赤い屋根の建物と削られた山肌を見て、島の産業かな? 
何の工事かな?と思う人はいたかもしれません。

豊島では不法投棄された廃棄物の処理事業が進んでいます。
世界に類のない完全無害化処理。
そして、同じく前例のない原状回復。
豊島住民が一体となって闘ってきた歴史が続いています。



有害産業廃棄物が不法投棄された、日本最大級の豊島事件。
中坊公平(故)弁護団長による豊島事件の記述は
「私の事件簿」ほかに書かれています。

ここに3冊の単行本があります。
マスコミが豊島事件を追いかけた「ゴミが降る島」
(写真左 1999年/日本経済新聞社)、
住民側弁護団の弁護士が綴った「豊島 産業廃棄物不法投棄事件」
(写真右 2001年/日本評論社)。



そして、当事者である住民が書いた「未来の森」2007年刊。
著書の石井とおるさんは、住民運動の組織「廃棄物対策豊島住民会議」
のリーダーの一人であり、いまも処理の現状に立ち会っています。

豊島ゼミでは、石井さんに豊島事件とはどういうものか、
環境問題と住民自治の両面から話していただきます。
足元にあるのは過去ではなく、今をへて続く未来への負債です。

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豊島ゼミの講師、石井さんの著書「未来の森」
「豊島事件から地方議会へ この国の姿が見えてきた」

発行:農事組合法人てしまむら
著者:石井とおる
値段:830円
アーキペラゴ、ルビー商會、サヌキの了見で取り扱い中。

(Text:豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ)

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次回の豊島ゼミ

実施日 :2016年 8月30日(火)
参加費 : 2,000円 (全て住民会議経費:資料代、バス代、ガイド料)
時 間 : 集合 13:50 豊島交流センター 
     解散 16:15 同上

※ 火曜日は豊島美術館などが休館のため、高松ー豊島の高速艇のダイヤが変わります。
  【行き】
  高松港発 13:05の高速艇が便利です。宇野港発 13:25の高速艇があります。
  土庄港からご参加の場合、集合時間は調整します。
※ 【帰り】
  家浦港 17:20発→高松港 17:55着
  家浦港 16:25発→宇野港 16:50着
  家浦港 17:55発→土庄港 18:30着
※ 事情により講師が代わる場合もありますことをご了承ください。

※ 高松-豊島のアクセスはこちらをご参考にどうぞ。

※ 豊島に前泊ならこちらをご覧ください。されたい方は民泊がおすすめです。

       
■お申込方法■
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・参加者名
・電話番号(当日連絡が取れる携帯番号など)
・当日移動の場合、どの港から?
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を明記の上
8月 25日(木)までに
◎NPO法人アーキペラゴ 
TEL:087-813-1001
Mail:info@archipelago.or.jp 
もしくはお申し込みフォームよりご連絡ください。


概要
http://www.archipelago.or.jp/outline/teshima-seminar.html




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