アーキペラゴゼミ 豊島編

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アーキペラゴゼミ 豊島編

6/9(木)豊島ゼミ、平日開催です *終了しました

2016年05月17日


瀬戸内国際芸術祭の夏会期が始まる前、
豊島ゼミは平日に開催します。
島の静かな平日に、ここで起こった出来事を知り、
それはどんな影響があり、何が問題で
私の暮らしにどのように関係しているのか、
感じてみたいと思います。



上記写真は、豊島事件の現場です。
有害産業廃棄物の不法投棄、その量は当初50万トンと言われていたのが、
処理が進み、土壌分析から総量92万トンまで膨らみました。

処理の方法は、世界に類のない完全無害化処理です。
この方法を選択して、実行するまでの検討には比較事例がありません。
エコの風潮の中で、エネルギーコストをかけて無害化することは
どういうことでしょうか、考えてみたいと思います。



なぜ事件は起こったのか。

住民運動組織「廃棄物対策豊島住民会議」のリーダーのひとり、石井亨さんが豊島ゼミで語ります。
産廃のはぎ取り壁面が保存されている「こころの資料館」で
当時の話を聞くと、新聞やテレビで聞いたことが
この豊島で起こった事実だとイメージできます。



もう想像するしかないのです。
目の前の産廃処理は、完了予定が迫っています。
宅地造成地のように見えるところが、18mものゴミの山だった事実。

当事者から聞く話は、圧倒的な再現性があります。
有害産業廃棄物が豊島にもちこまれた日本最大規模の不法投棄、豊島事件。
豊島の人が命をかけて守ろうとしたものは何なのか、
世界に類のない完全無害化処理、膨大なエネルギーコストを
かけて処理をするとはどういうことか、豊島再生の背景にせまります。

今回は午後に、語りの場を持ちたいと思います。
午前中の視察でたぶん頭の中はいっぱいいっぱいになるでしょう。
感想をまとめる必要はなく、感じたままに
言葉にならない思いを口にできたらと思います。

(Text:豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ)

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次回の豊島ゼミ

実施日 :2016年6月9日(木)
参加費 : 2,000円 (全て住民会議経費:資料代、バス代、ガイド料)
時 間 : 集合 9:45 豊島交流センター 
     解散 12:30 同上

     午後はオプション。
     ランチ(実費)とゆっくり語る編(資料代1000円)     

※ 高松からの場合、高松港発9:02の高速艇が便利です。
  宇野港からの直近の便は9:05着になりますので、
  家浦港の豊島交流センター等でお待ちください。
※ 高松への帰路は家浦港17:20発→高松港17:55着。
※ 豊島へのアクセス詳細はこちらをご参考にどうぞ。
※ 豊島に前泊するなら民泊宿泊施設があります。

    
■お申込方法■
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・参加者名
・電話番号(当日連絡が取れる携帯番号など)
・午後オプションの参加有無
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を明記の上
6月 6日(月)までに
◎NPO法人アーキペラゴ 
TEL:087-813-1001 
Mail:info@archipelago.or.jp 
もしくはお申し込みフォームよりご連絡ください。


豊島ゼミの概要
http://www.archipelago.or.jp/outline/teshima-seminar.html