アーキペラゴゼミ 豊島編

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アーキペラゴゼミ 豊島編

【お知らせ】28日(木)西日本放送ラジオ「気ままにラジオ」で豊島ゼミが紹介されます

2013年11月27日

28日(木)、西日本放送ラジオ「気ままにラジオ」の中で15:45くらいから、
豊島ゼミが紹介されます。
「あなたも一緒に環境宣言!!」というコーナーです。

豊島の廃棄物不法投棄事件について、ゼミを開くのはどうしてですか?
と番組担当の方から、事前に質問がありました。

「砂川さんという、住民運動の戦士のお一人が、
直接、この闘いについて語ってくださることができる。
これ自体が凄いことだと思います。
しかし、ご年齢を考えると、私たちが生で聴ける残りの時間は限られています。
限りあることを考えると、どうしても、今、少しでも多くの、特に香川県の方に
伝えていかないといけないと思っています。」

そのほかいくつも思いは交差するのですが、
今、豊島ゼミを再開できるのは貴重な機会です。

ラジオは1449kHz 西日本放送です。

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次回の豊島ゼミ

実施日 : 2013年12月12日(木)午後
参加費 : 2,000円 (全て住民会議経費:資料代、バス代、ガイド料)
時 間 : 集合 13:45 豊島家浦港桟橋 
     解散 16:30 同上

※ 高松港発13:05高速艇が便利です。宇野港からの直近の便は13時10分着になりますので、
  家浦港の豊島交流センター等でお待ちください。
※ 家浦港 17時20分発→高松港 17時55分着
※ 事情により講師が代わる場合もありますことをご了承ください。

※ 高松-豊島のアクセスはこちらをご参考にどうぞ。
※ 豊島に前泊されたい方は民泊がおすすめです。
       
■お申込方法■
------------------------------------------------------------
・参加者名
・電話番号(当日連絡が取れる携帯番号など)
------------------------------------------------------------
を明記の上
12月 10日(火)までに
◎NPO法人アーキペラゴ 
TEL:087-811-7707  
Mail:info@archipelago.or.jp 
もしくはお申し込みフォームより
ご連絡ください。


【募集】12月12日(木) 豊島ゼミ

2013年11月16日


 2007年、「シブヤ大学」のコーディネーターとして豊島を訪れた栗生みどりさんが、豊島の産業廃棄物不法投棄現場のガイドを務める砂川三男さん(85)に出会いました。住民会議の元議長 砂川さんの静かな鋭い語り口に「ハートを鷲掴みに」され、同じく砂川さんの話を聞いて、強い問題意識を持ったルビー商会の真部さんが2007年12月より「ルビーノススメ」(豊島ゼミの原型)を始めて2年間実施。その後、栗生さんがコーディネーターを引き継ぐ形で、2010年より、砂川さんを講師にした月1回のアーキペラゴの豊島ゼミが始まりました

 「頭から枕が離れているうちは、みなさんに乞われたら、私でよければいつでもお話をさせていただきます」と言ってくれた砂川さんが、「わしゃ、そろそろしんどくなってきたわ。もうゆるしてもらえんやろか」と言った、と聞いた、というなんともあやうい声が聞こえ始めた頃、ご本人が体調を崩されたこともあり、半年ほど豊島ゼミを休止していました。
 そんな砂川さんの引退発言を半ば強引に「枕元までいって話を聞かせてもらいます」と延長したのは、やはり栗生さんでした。さらに、豊島ゼミの連続3回参加者であった私も「1回だけ、豊島ゼミを再開してもらえませんか」と、たたみ込むようにお願いしました。そうして再開した11月の様子を、KSB瀬戸内海放送が取材、先ごろ特集で放送されました。

(特集タイトル)
豊島産廃不法投棄
語り継ぐ85歳元議長の“遺言”

 放送後、砂川さんへ電話をかけて「生きてんのか?死んだと思った」と言ったのは岡山にすむ砂川さんの古くからの友人でした。
 今回、取材してくれた喜多記者は「豊島事件は香川県にとって大変ナーバスな問題であることは承知しています。でも、風化しつつある今だからこそ、この問題の生き字引ともいえる砂川さんの言葉には、大きな力があると思います」と話します。
 栗生さんは「島に持ち込まれた膨大なゴミそのものの被害にまず泣き、次は全国に広がった風評被害のため修学旅行先で傷ついた中学生の話に泣いた豊島住民の、その時その時の気持ちを、静かで強い語り口で伝える砂川さんのお話から、産廃を通して豊島の入口に立った人たちにどうしても最初に聞いてもらいたい」と豊島ゼミを継続してきました。前回から私が新人コーディネーターを務めておりますが、砂川さんの豊島ゼミは一貫してぶれません。

 砂川さんが伝えたい“遺言”、ぜひ豊島事件の現場でお聞きください。

「やっぱりわしらが申し伝えて若い人に伝えていく責任がある。
60何年前の戦争を忘れ、水俣のことを忘れ、豊島を忘れ、
ややもしたら、福島のことまで忘れる国民じゃないかな。
それを忘れたらいかんと思う。
それがわしの責任か責務だと思うとります。」

(KSB瀬戸内海放送「KSBスーパーJチャンネル」11/14放送 特集内での砂川さんの言葉を引用)

(Text:山下ナミ)

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次回の豊島ゼミ

実施日 : 2013年12月12日(木)午後
参加費 : 2,000円 (全て住民会議経費:資料代、バス代、ガイド料)
時 間 : 集合 13:45 豊島家浦港桟橋 
     解散 16:30 同上

※ 高松港発13:05高速艇が便利です。宇野港からの直近の便は13時10分着になりますので、
  家浦港の豊島交流センター等でお待ちください。
※ 家浦港 17時20分発→高松港 17時55分着
※ 事情により講師が代わる場合もありますことをご了承ください。

※ 高松-豊島のアクセスはこちらをご参考にどうぞ。
※ 豊島に前泊されたい方は民泊がおすすめです。
       
■お申込方法■
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・参加者名
・電話番号(当日連絡が取れる携帯番号など)
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を明記の上
12月 10日(火)までに
◎NPO法人アーキペラゴ 
TEL:087-811-7707  
Mail:info@archipelago.or.jp 
もしくはお申し込みフォームより
ご連絡ください。


【お知らせ】「KSBスーパーJチャンネル」の特集が閲覧できます

2013年11月15日

豊島産廃不法投棄
語り継ぐ85歳元議長の“遺言”

豊島ゼミが、瀬戸内海放送の特集で14日に放送されました。
上記はその番組タイトルです。
「KSBスーパーJチャンネル」という夕方のニュース番組の中で特集された内容が
KSB瀬戸内海放送のサイトにアップされました。
約10分間の特集をぜひご覧ください。

※ 特集 
2013年11月14日 豊島産廃不法投棄 語り継ぐ85歳元議長の“遺言”

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次回の豊島ゼミ

実施日 : 2013年12月12日(木)午後
参加費 : 2,000円 (全て住民会議経費:資料代、バス代、ガイド料)

時 間 : 集合 13:45 豊島家浦港桟橋 
    解散 16:30 同上

※ 高松港発13:05高速艇が便利です。宇野港からの直近の便は13時10分着になりますので、
  家浦港の豊島交流センター等でお待ちください。
※ 家浦港 17時20分発→高松港 17時55分着

※ 高松-豊島のアクセスはこちらをご参考にどうぞ。
※ 豊島に前泊されたい方は民泊がおすすめです。


■お申込方法■
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・参加者名
・電話番号(当日連絡が取れる携帯番号など)
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を明記の上
12月 10日(火)までに
◎NPO法人アーキペラゴ 
TEL:087-811-7707  
Mail:info@archipelago.or.jp 
もしくはお申し込みフォームより
ご連絡ください。
 


【報告】11/7(木)豊島ゼミ・11/14(木)KSBスーパーJチャンネル特集放送のお知らせ

2013年11月12日

新生・豊島ゼミが11月7日に行われました。
その様子が、今週の木曜日14日、「KSBスーパーJチャンネル」という夕方のニュース番組の特集で放送されます。時間はおよそ18時半ごろから10分間。

半年ぶりとなる新生・豊島ゼミを、KSB瀬戸内海放送が取材。
家浦港で高松からの高速艇を待つ砂川さんにカメラが向けられ、不法投棄現場での語りから参加者の感想まで、カメラは丁寧に豊島ゼミの様子を追いかけてくれました。
ぜひ、14日(木)18時半ごろからの「KSBスーパーJチャンネル」をご覧ください。
新聞のテレビ欄にも載るようです、ぜひチェックを!

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以下は、今回、コーディネーターをやらせていただいた山下ナミの報告です。

11月7日は朝から雨がぱらついてお天気が心配でしたが、曇り空の下、岡山や高松、地元・豊島からの参加者が家浦港の桟橋に集合。
豊島ゼミの講師、砂川三男さんが送迎のワゴン車を用意して、参加者を待っていてくれました。

砂川さんは、住民運動を率いた長老の一人。「世論の後押しがあったから、今がある。みなさんに世話になったからな」と、新生・豊島ゼミでも講師を引き受けてくれました。

不法投棄現場に建つ「豊島のこころ資料館(豊島住民資料館)」が、講義の1番目の場所です。
どんなゴミが持ちこまれ、積み上げられていったか、「はぎとり」とよばれる廃棄物が層になった壁を前に、砂川さんが静かに語り始めました。
「感じたことを、してきたことを、あからさまにはなしていきます」。

昨年秋、私は初めて砂川さんの話を聞きました。言葉にならないものを持ち帰り、これはなに?と、3回続けて豊島ゼミに参加。以後、たびたび砂川さんに時間をもらい、豊島事件に住民がどのように立ち向かっていったかを個人的に聞いてきました。
何度聞いても、砂川さんの語りには当時の情景を知らない私にもその様子が目の前に浮かぶかのようで、どんな気持ちでいたのだろうと、ここで語られることはない奥底に流れる道筋を思わずにはいられません。

12月も豊島ゼミを開講する予定で、日程を調整しています。
決まり次第、このブログでお知らせします。

最後に、初めて参加した方々の感想を紹介させていただきます。
「断固として守ろうとした島の人たちに感銘をうけました。豊島を世界のモデルにしたいですね」
「アーキペラゴ主催の砂川さんの話を待っていました」
「豊島の人がなぜあそこまで深くかかわったのか、歴史を知りたくて参加しました」
「知らないことは恥ずかしいと思いました」
「いままで聞くきっかけがなかったけれど、今日、初めて情報を手に入れました。これから、情報を人ごとにしないでみんなに浸透する仕組みを考えてみたいです」
「ごみがなくなったら終わりではなく、事実は残るので、これまでの歩みを活かすことを考えていきたいです」

                                     (コーディネーター:山下ナミ)

以下弊法人、三井理事長の言葉です。
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天候に恵まれてと、思っておりましたら、交流館の食事と振り返りの際に外は激しい雨が。
久しぶりに訪れた現地は、雨水が目一杯に溜まり、新たに出て来た中味の入ったドラム缶等、改めてこれからの作業のご苦労を思うばかりでした。

故児島さんの写真を額装して持って行っておりましたので、砂川さんのお話を伺いながら、弟分であった児島さんの事を思い出していました。
砂川さんのご健康と活躍をこれからも期待するばかりです。
三井
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