アーキペラゴゼミ 豊島編

ホーム ›  プロジェクト › アーキペラゴゼミ 豊島編 › 2015年もやります、豊島ゼミ

アーキペラゴゼミ 豊島編

2015年もやります、豊島ゼミ

2015年01月08日


「豊島ゼミ、次回はいつですか?」とお尋ねいただくことが増え、
それなのにブログは更新が滞り、ごぶさたしております。

豊島ゼミの講師、砂川三男さんはお元気です。
次回の日程も調整中です。


豊島の風景を年間を通して撮るようになり、ハッとしたのが
夏から秋への変化でした。
八幡神社の下から3つ目の鳥居は豊島石…、という
砂川さんの話を思い出しながら、産廃現場へ足を向けると
とんびがゆっくりと旋回し、くっきりとした風景が広がっていました。
この景観をダンプと黒い煙がふさぎ、日本最大級と言われた
有害産業廃棄物不法投棄事件につながったのか…と、
当時を思ってみるものの、それを想像させるものは
不法投棄の処理現場にしかありません。

豊島は美しい島です。
アートの呼び声が高いのですが、
ながきにわたる豊島事件をなかったことにはできません。

2015年、豊島ゼミは続けます。
不定期開催におつきあいください。

*******************************

KSB瀬戸内海放送「KSBスーパーJチャンネル」2013/11/14放送

豊島産廃不法投棄
語り継ぐ85歳元議長の“遺言”

「やっぱりわしらが申し伝えて、若い人に伝えていく責任がある。
60何年前の戦争を忘れ、水俣のことを忘れ、豊島を忘れ、
ややもしたら、福島のことまで忘れる国民じゃないかな。

それを忘れたらいかんと思う。
それがわしの責任か責務だと思うとります。」
   ( 特集から砂川さんの言葉を引用)

*******************************
Text:豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ



コメント

blog comments powered by Disqus

最近のエントリー