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「彫漆展」第2回ギャラリートーク

2014年07月03日

香川県漆芸研究所で開催中の「彫漆展」
ギャラリートーク2回目が開催されます。
一回目に参加して、観賞するだけでは伝わらない魅力を発見できました。

「彫漆展」ギャラリートーク
日時:7月5日(土)13:30〜 30分程度
場所:香川漆芸研究所(香川県文化会館内)

前回のお話では、展示作品についてはもちろん、
漆を塗ってしまうと全くわからなくなってしまう下地づくりのお話しや
人間国宝の音丸耕堂氏のエピソードなど、興味深いものでした。

漆のものを、温度や湿度の違う外国へ持っていくと
くるったり、ゆがんでしまうと話を聞きますが、
これは、下地作りがしっかりとされていないことが原因の一つのようです。

松田権六(1896-1986)という漆の神様と言われる人が、
かつて、サハラ砂漠に作ったものを一ヶ月持っていきましたが、
くるうことはなかったというお話にも、ワクワクしていました。

というのも、松田権六氏の「うるしの話」を読んだばかりで、
すっかりファンになっていたものですから・・・。
46年前に出版された本ですが、今読んでも考えさせられることばかりです。



下地を全て木でつくると、くるわないようにするために、
どうしても分厚く重いものになってしまいます。
そこで、底や蓋の部分に、竹などを編んだものを使います。
竹は物差しに使われるように、伸縮が少ないものです。
一枚だけでは片方にもどろうとするので、2枚重ねて使います。
そして、この上に綿よりも強い麻布を何枚もはり重ね、
下地をしっかりと塗り、仕上げることで、
強くて軽いものが仕上がります。

華やかな作品も、この下地づくりがきちんとされているからこそ。
見えない部分にも香川漆芸の魅力がたっぷりありました。

「彫漆展」ギャラリートーク、おでかけくださいね。

日時:7月5日(土)13:30〜 30分程度
場所:香川漆芸研究所(香川県文化会館内)






香川漆芸の技「彫漆展」

2014年06月19日


今年4月から、香川漆芸認知度アップ事業をお手伝いすることになりました。
香川漆芸のことを少しずつですが、ご紹介していきたいと思いますので、
どうぞ、よろしくお願いします。

早速のお知らせです。
香川漆芸の技「彫漆展」が、
香川県漆芸研究所(香川県文化会館内)で開催されています。

重要無形文化財保持者 音丸耕堂と、
その感性を受け継ぐ、門弟、孫弟子たち13人の作品27点の展示です。
今月6月21日には、第1回ギャラリートークも開催されますので、
お出かけください。

江戸時代後期、高松藩の漆彫司玉楮象谷が
日本的な漆芸技法としてよみがえらせた
漆芸の3技法(蒟醤、存清、彫漆)のうち、
今回は色漆を厚く塗り重ね、模様を彫り出す
「彫漆」の技法で作られた作品を展示します。

彫漆の魅力には、朱、黒、黄、緑、褐色の五色に加え、
白漆がもたらす中間色や鮮明な色漆による多彩な表現があります。
香川県漆芸研究所創設から平成9年まで、
顧問・主任講師として指導にあたった音丸耕堂は、
堆朱、堆黒、紅花緑葉といった限られた色彩にとどまらず、
豊富な色彩を駆使した作品を生み出しました。

今回の展示では香川県漆芸研究所が所蔵する音丸耕堂の作品
「彫漆延齢草菓子器」「彫漆布袋葵茶器」「堆漆柿香合」をはじめ、
音丸耕堂の感性を受け継ぐ、
門弟、孫弟子たち13人の作品27点を展示しています。

● 会期 平成26年5月31日(土)~8月24日(日) 会期中無休
●時間 午前9時~午後5時、入場料無料
●場所 香川県漆芸研究所 高松市番町1丁目10番39号(香川県文化会館内))


11/28(木)RNC西日本放送ラジオ『あなたも一緒に、環境宣言!!』に出演しました

2013年12月05日


11/28(木)に高松市・丸の内にある西日本放送さんに行ってきました。
豊島ゼミをラジオ番組『あなたも一緒に、環境宣言!!』で取り上げたいとご依頼いただいたためです。
出演したのは、豊島ゼミプロジェクトリーダーの山下ナミさん(写真右手前)。

パーソナリティの植松おさみさん(写真左奥)、鴨居真理子さん(写真右奥)、そして環境カウンセラーの森永博文さん(写真左手前)と対話をしながら豊島ゼミの紹介をしました。

パーソナリティの方から投げかけられた質問は以下の通り。
Q.アーキペラゴは普段どんな活動をしていますか
Q.どのような経緯でコーディネーターを引き受けることになったのですか
Q.豊島ゼミではどのような施設を見学するのですか
Q.当日の流れはどのようになりますか  等々

終始和やかなムードで、しかし山下さんが強い問題意識を持ってこの豊島ゼミにコミットしてくださっていることを随所に感じられ、あっという間に放送時間の15分が過ぎてしまいました。

次回の豊島ゼミは12/12(木)午後。締切は12/10(火)となっております。
平日ですが一人でも多くの方に豊島に足を運んでいただき、講師・砂川さんのお話を聞く中でなにか持ち帰っていただけると幸いです。

*豊島ゼミの概要についてはコチラ
*12/12(木)開催の豊島ゼミの詳細はコチラをご覧ください。
                                       (レポート:丸山)


アーキペラゴWEBストア 入荷情報!

2013年11月28日

豊島レモンマーマレード入荷!

オリーブの新漬も再入荷!期間限定、数量限定商品です!


11/7(木) 豊島ゼミに行ってきました

2013年11月19日

【報告】11月7日(木)豊島ゼミ

11月7日、高松では朝から小雨が降っている中、豊島に向けて出発しました。

いつも豊島ゼミを引き受けてくださっていた元・豊島住民会議長の砂川さんが体調を崩されていたこともあり、久々の再開となった今回。栗生さんに代わり、昨年3回連続で豊島ゼミに参加し、ゼミ以外でも足しげく砂川さんのもとに通った山下ナミさんがコーディネーターを引き受けてくださって新生・豊島ゼミは実現しました。

雨がやみ曇り空の下、岡山や高松、地元・豊島から12名の参加者が豊島に足を運びました。さらにKSB瀬戸内海放送の記者・カメラマンの方も取材という形で参加いただきました。

豊島の家浦港桟橋に着くと、砂川さんが元気な姿で私たち参加者を出迎えてくださいました。
その後、それぞれ車に乗り込み産廃現場へ向かう砂川さんの運転する車内では、道中の家浦八幡宮やオリーブ基金による植樹、記念碑の説明も丁寧にしてくださいました。

まず、語り継いでいくために900万円ものお金を出し合ってつくった「豊島のこころ資料館(豊島住民資料館)」に移動しました。
静かに、しかし時折故・中坊先生のお叱りの言葉を言うときは感情がこもり、参加者を引き込んでいくような話し方でした。

たとえば、県庁前でビラを配っていたときのお話。誰も受け取ってくれなかった中、シルバーカーを押したおばあさんがやってきて、「なんでこんな寒い時にこんなことをせないかんのや。私は力がのうて何もしてあげれんけど...」という言葉の後に、甘酒の缶を持ってきてくれてそれがすごい嬉しくて涙を流したこともあったという砂川さんの言葉に、思わず涙がこぼれそうになりました。
その言葉の裏にどれだけの苦労があったのかということは、私たちは決してうかがいしることはできないでしょう。

こころ資料館で2時間ほどお話いただきましたが、それではとても短く感じ、もっと砂川さんの話を聞きたいと素直にそう思いました。
当日撮影した動画につきましては後日アップ予定です!

その後、県の担当職員の方の説明のもと、中間保管梱包施設、高度排水処理施設の説明をしていただきました。

1990年生まれの私にとって、その年に兵庫県警による摘発があり、今もなお産廃が残っているということを考えると、本当になんと表現したらいいのか、、、とにかく私の年代の方にもぜひ聞いてもらいたいです。
約3年後に全て撤廃予定とはいえ、それで終わらしてしまっては事件が風化してしまうという危機感をみなさん持っておられます。
参加者の中には今後どうしていくのがいいのか...と豊島の産廃問題を自分の問題のように捉える方がいらっしゃって個人的にとても嬉しく思いました。
その反面、今後の豊島ゼミの形も考えていかなければならないなと強く感じました。

途中であきらめることなく、いろいろな方策で闘ってきた住民の方々のお話を聞くと、環境問題だけにとどまらない、何か大切なものを持ち帰ってもらえるはずです。
                                       (レポート:丸山)