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【10月9日(日)開催】 ワラーチ作り@渡邊邸&白山ハイキング

2016年09月30日


【10月9日(日)開催】

三木町にある古民家『渡邊邸』でお抹茶をいただきながらのワラーチづくり。
そして、できあがったマイワラーチですぐそばにある讃岐七富士の一つ『白山(しらやま)』に登ります。



築250年ほどの渡邊邸は茶道に親しんだ先代当主のこだわりがたくさん詰まった場所です。

お茶室はもちろん、お庭やお部屋に置いているもの全てに『和』を感じることができる邸宅です。
ここではワラーチづくりはもちろん、渡邊邸を見学したり、本格お抹茶をいただけます。


とても明るくほがらかな現当主の小橋あやみさんに、渡邊邸の”気になるところ”を聞いてみてください。



この日つくる『ワラーチ』とは、メキシコの”走る民”と呼ばれるタラウマラ族が自らつくり、生活でもレースでも履いているサンダルです。

走る人も走らない人も、このワラーチで自分の走り方や歩き方の癖を知り、改善点を見つけることができます。

ワラーチづくりの先生は裸足ランニング香川の代表でもあり、あかし手技整体院を営む明石浩和さん。

ワラーチのおススメポイントや歩き方を教えてもらってください。



自分で作ったワラーチで登るのは、三木町の白山。別名『讃岐富士』。

標高203mなので、ワラーチ初挑戦にはちょうどいい高さです。

登って、下って、およそ1時間。

山頂はほぼ360度見渡すことができます。天気が良ければ五剣山や瀬戸内海も見える里山です。


渡邊邸に行ってみたい方。
お抹茶を楽しみたい方。
ワラーチに興味がある方。
歩き方や走り方を見直したい方。
白山に登ってみたい方。

ご参加、お待ちしてます!


お問合せ先:

ホームページ Archipelago Tour
メール customer@archipelago-tour.jp
Facebook Archipelago Tour


お申込み締切は10月5日(木)


『讃岐うどんめぐり』 ツアーに参加してみました。

2016年08月04日


香川にあるバス会社さんの1つ、琴参バスさんが企画する『讃岐うどんめぐり』ツアー。

夏休みに入ったある月曜日。午前プランに参加しました。
韓国から来た若い女性グループや家族連れ、東京から参加した女性や親子連れなどがたくさんいて、
ツアー始まって以来の人数の方が参加していたようです。

行ったお店は『山越うどん』さんと『宮武うどん』さん。

このツアーは、曜日、参加する時間帯などによって、めぐるお店が異なります。



バスの中ではガイドさんがずっと香川のうどんの説明をしてくれます。

アーキペラゴから2名参加しましたが、2人とも生粋の讃岐っ子。
ガイドさんの説明を聞いて、改めて知ることがあったり、「そうそう、その通り!」と相槌打ったり
お話を聞くのもなかなか楽しい。

めぐるお店の店長さんのおススメランキングなんかもあって、初めての人でもとても安心。



1軒目の『山越うどん』さん。釜たまで有名ですね。
(讃岐っ子の私ですが、この時初めて行きました)

ここでのチョイスはやっぱり釜たま。
釜でゆでたうどんをそのままお椀に入れ、生卵とネギをトッピング。
出汁をかけてよく混ぜていただきます。
サイドメニューは釜たまのお出汁で煮たじゃがいもを揚げた、じゃがいもの天ぷら(数量限定!)。

午前中で2軒行くのが分かっているのに、「定番」と「人気」と聞けば外せません。

夏休みとはいえ平日の午前中なので、並んでいたのは数人だけ。
スムーズに入れ、しかも、おいしい1軒目でした。



2軒目までの約15分はまたまたガイドさんのお話を聞きます。
うどん好きのガイドさんのお話はとてもおもしろくて、全く退屈しません。

『宮武うどん』さんの店長のおススメはひやあつとゲソ天。
暑い日だったことと、お腹がいっぱいだったこともあり、敢えてひやひやとちくわ天。
(讃岐っ子はどうしてもうどんと天ぷら1品を手に取ってしまいます)

"ひやあつ"も"ひやひや"もかけうどんのことです。
"ひやあつ"は温めない冷たいうどんに熱い出汁をかけること。
"ひやひや"はうどんも出汁も冷たい状態。

韓国から来た女性は「DIPして食べたい!」とざるうどんをご注文。
名前はわからないけど、食べ方はよく知ってるんですね~。



いろんな地域や国の人たちとうどん屋さんに行くと食べる速さが違ったり、
地元民の自分たちが当たり前と思ってることが通じなかったり、
オモシロい発見もあるし、コミュニケーションを取るのも楽しい。

生粋の讃岐っ子でもとても楽しめるツアーでした!

ツアーメニューにはうどん屋さんだけをハシゴするものと、
うどん屋さんと香川の名所をめぐれるものと、いろいろあります。

なかなかオモシロい企画ですね。
讃岐うどん・味・アートめぐり


『漆の家』 ワークショップに参加しました!

2016年08月03日


7月18日から始まった瀬戸内国際芸術際2016 夏会期。
男木島の『漆の家』では、夏会期中にワークショップを2回実施します。

8月2日(火)、1回目のワークショップに参加してきました!


今回のワークショップでは、香川の技法の1つとして残る【彫漆(ちょうしつ)】を体験。
それぞれ、作ってみたいデザインのコースターを作ります。

彫漆(ちょうしつ)は、色のついた漆を塗り重ねて漆の層をつくり、
浅く彫ったり、深く彫ったりすることで異なる色を出し、美しい仕上がりになる、というものです。


講師は、漆芸作家で香川県指定無形文化財彫漆(ちょうしつ)保持者の北岡省三先生。
(そんなにすごい先生なんや!!)
とても優しく、気さくな先生です。



漆の作家さんたちがすでに3層の漆を塗った板をもらい、下絵を描きます。
今回はデザインは自分で考え、北岡先生に下絵をつけてもらい、彫り方を教えてもらいます。



白いのは先生につけてもらった下絵。
青緑の線は、先生が掘り方を教えてくれた跡。黒の下に青緑、その下に白い漆を塗ってありました。

今回、デザインはみんなそれぞれ考えました。
絵を描いたり、モチーフ作りが好きな人はサラサラ~と描いていました。
(デザイン力ゼロの私は生みの苦しみの結果、かなりシンプルな曲線と水玉。。。)



大人も子どももかなり真剣!彫り始めるとみんな無言!
時間が経つのがとても早く、そして思ったよりもはるかに難しく、
途中までで終わってしまった人もいました。



参加者数名の作品を拝借して記念撮影。

実際に体験してみることで、漆芸作家さんたちのアイデア、デザイン、技術のすばらしさを
改めて感じることができた1日になりました。


7月14日、豊島ゼミに参加してきました。

2016年07月21日


7月14日の豊島ゼミに参加してきました。
天気も良く、瀬戸内国際芸術祭2016の夏会期開催直前ということもあり、
ボランティアのみなさんや、旅行中の方々を多く見かけました。


2015年12月5日撮影

2016年7月14日撮影

前回、産廃処理場に来たのは2015年12月5日。
まだ掘削作業をしていて、黒い土がたくさん盛り上げられていました。

今回、黒い土の量はだいぶ減っていて、
掘削作業もそろそろ終わりを迎えるんだろうな、と感じました。

この7ヶ月でもかなり作業が進んでいました。


来年3月には完了予定で進んでいるそうです。あと少しですね。


何度か参加している豊島ゼミ。
今回、初めての場所を見ることができました。



掘削した廃棄物を前処理し、海上輸送して直島に運んで焼却・溶融処理をします。
直島行の船に積み込むためのコンテナをトラックで運び入れ、
廃棄物を載せる準備をしているところを見ることができました。

3人のオペレーターさんが代わる代わるトラックを運転し、ターミナルと保管庫を往復しています。

毎回保管庫に入るたび、オペレーターさんはタイヤ、ボルトなどあらゆる場所をチェックします。
間違いのないように、ちゃんと廃棄物を運ぶためなんですね。



「日本で1年の間にどのくらいのごみが出てるか、知ってますか?」
という質問を講師の石井さんから聞かれますが、全く想像がつきません。

「実は、4億5千万トンものゴミが出ています。そのうちの約5千万トンが家庭ごみです。」
と言われても、数字が大きすぎて想像がつきません。

みんなが家でごみをあまり出さないように気を付けていても、
企業さんが環境に配慮した活動をしていても、やはりたくさんのごみが出てしまいます。

なるべくごみを出さないようにすることも大事だし、出てしまったごみをどのように処理するか。
改めて考えなければいけないと思いました。



『豊島のこころ資料館』では豊島事件の歴史を学びました。
何度聞いても、当時の住民会議のみなさんの壮絶な"闘い"を思うとことばが見つからず、
今はみなさん、どうされてるのかな、、、などと考えます。

同時に、今の日本では薄れてきた『自治』や地域の結束、助け合いがあったからこそ
ここまでの活動ができたのだとも思います。

もし、日本のどこかで、同じような事件が今起こってしまったらどうなるんでしょう。


午後からは豊島の豊かさを見ることができるスポットをめぐりました。

一時は『産廃問題』で有名になった豊島ですが、もともととても豊かな島です。
最近は、豊島美術館のように全国・世界的に脚光を浴びるスポットもあり、
観光に来る方も多いようですね。


ドンドロ浜商店さんのランチ

壇山から

スダジイの森

壇山山頂


とても手の込んだドンドロ浜商店さんのランチをいただき、
壇山から高松の屋島や五剣山を遠くに見て、
ジブリ映画の舞台になりそうなスダジイの森で木漏れ日に癒され、
さらに壇山山頂からきれいな瀬戸内海を見渡す。


「アートな豊島」とはまた違った体験です。



豊島の産廃処理は、廃棄物をどこかに移動させて処理をするのではなく、
きちんとした処理を行い、再生できるものは再利用し、
豊島を原状回復させる方法で処理をしているそうです。

世界でもこの規模で、原状回復をさせるところは外にない、とか。




「アート」も、「自然」も、「歴史」もある豊島にもっと行きたいし、
もっと多くの方にいろんな豊島を見ていただきたい、と改めて感じた日でした。


瀬戸内国際芸術祭2016 夏会期始まり!

2016年07月19日


昨日、7月18日は瀬戸内国際芸術祭2016 夏会期の始まりでした。

意気揚々とサンポートへ!開会式が始まる30分前に到着!

デックスガレリアはタイの民芸品などが展示され、高松と思えない雰囲気でした。
とても不思議でステキな空間です。


「タイ、ええなぁ~」と異国情緒(?)に酔いしれている間に開会式が始まり、
多くの海外からのゲストやメディアの方、関係者の方でいっぱいになりました。


デックスガレリアに入って、きっと一番に目に入るのは『傘』です。

番傘のようですね。作り方。

骨組みを作って、紙を貼って。どうやらその上からキレイな絵を描いているようです。



まゆから絹糸をつくり、機織りする様子を見ることもできます。

タイシルク、こうやって作られるんですね。
詳しくは私もよく分かりませんが、日本でも同じような方法、工程ではないでしょうか?



色んな素材でできた『装飾品』を紹介するコーナーもあります。

「これ、石鹸??」

「えー!これ、お米!!」

「紙でこんな花が?!」

という、驚きの連続。


キレイすぎるので「結婚式とかで使う飾りですか?」と聞いてみると、
「お家のデコレーションよ」と。。。

なんと、キレイなお家の飾り!



見たり、話したりすることに夢中で、全ての写真を撮ることができませんでしたが、
それぞれの民芸品を作っているタイの方たちも本当にフレンドリーで、
細かくてキレイな手しごとに見入ってしまいます。


異国文化を見て自国文化を改めて知る、いい機会ですね。

この夏休みはぜひ、サンポートへ行きましょう~。

瀬戸内アジア村|7/18(月・祝)~8/7(日)
瀬戸内国際芸術祭2016 夏会期|7/18(月・祝)~9/4(日)