スタッフブログ

ホーム ›  スタッフブログ

スタッフブログ

『讃岐うどんめぐり』 ツアーに参加してみました。

2016年08月04日


香川にあるバス会社さんの1つ、琴参バスさんが企画する『讃岐うどんめぐり』ツアー。

夏休みに入ったある月曜日。午前プランに参加しました。
韓国から来た若い女性グループや家族連れ、東京から参加した女性や親子連れなどがたくさんいて、
ツアー始まって以来の人数の方が参加していたようです。

行ったお店は『山越うどん』さんと『宮武うどん』さん。

このツアーは、曜日、参加する時間帯などによって、めぐるお店が異なります。



バスの中ではガイドさんがずっと香川のうどんの説明をしてくれます。

アーキペラゴから2名参加しましたが、2人とも生粋の讃岐っ子。
ガイドさんの説明を聞いて、改めて知ることがあったり、「そうそう、その通り!」と相槌打ったり
お話を聞くのもなかなか楽しい。

めぐるお店の店長さんのおススメランキングなんかもあって、初めての人でもとても安心。



1軒目の『山越うどん』さん。釜たまで有名ですね。
(讃岐っ子の私ですが、この時初めて行きました)

ここでのチョイスはやっぱり釜たま。
釜でゆでたうどんをそのままお椀に入れ、生卵とネギをトッピング。
出汁をかけてよく混ぜていただきます。
サイドメニューは釜たまのお出汁で煮たじゃがいもを揚げた、じゃがいもの天ぷら(数量限定!)。

午前中で2軒行くのが分かっているのに、「定番」と「人気」と聞けば外せません。

夏休みとはいえ平日の午前中なので、並んでいたのは数人だけ。
スムーズに入れ、しかも、おいしい1軒目でした。



2軒目までの約15分はまたまたガイドさんのお話を聞きます。
うどん好きのガイドさんのお話はとてもおもしろくて、全く退屈しません。

『宮武うどん』さんの店長のおススメはひやあつとゲソ天。
暑い日だったことと、お腹がいっぱいだったこともあり、敢えてひやひやとちくわ天。
(讃岐っ子はどうしてもうどんと天ぷら1品を手に取ってしまいます)

"ひやあつ"も"ひやひや"もかけうどんのことです。
"ひやあつ"は温めない冷たいうどんに熱い出汁をかけること。
"ひやひや"はうどんも出汁も冷たい状態。

韓国から来た女性は「DIPして食べたい!」とざるうどんをご注文。
名前はわからないけど、食べ方はよく知ってるんですね~。



いろんな地域や国の人たちとうどん屋さんに行くと食べる速さが違ったり、
地元民の自分たちが当たり前と思ってることが通じなかったり、
オモシロい発見もあるし、コミュニケーションを取るのも楽しい。

生粋の讃岐っ子でもとても楽しめるツアーでした!

ツアーメニューにはうどん屋さんだけをハシゴするものと、
うどん屋さんと香川の名所をめぐれるものと、いろいろあります。

なかなかオモシロい企画ですね。
讃岐うどん・味・アートめぐり


『漆の家』 ワークショップに参加しました!

2016年08月03日


7月18日から始まった瀬戸内国際芸術際2016 夏会期。
男木島の『漆の家』では、夏会期中にワークショップを2回実施します。

8月2日(火)、1回目のワークショップに参加してきました!


今回のワークショップでは、香川の技法の1つとして残る【彫漆(ちょうしつ)】を体験。
それぞれ、作ってみたいデザインのコースターを作ります。

彫漆(ちょうしつ)は、色のついた漆を塗り重ねて漆の層をつくり、
浅く彫ったり、深く彫ったりすることで異なる色を出し、美しい仕上がりになる、というものです。


講師は、漆芸作家で香川県指定無形文化財彫漆(ちょうしつ)保持者の北岡省三先生。
(そんなにすごい先生なんや!!)
とても優しく、気さくな先生です。



漆の作家さんたちがすでに3層の漆を塗った板をもらい、下絵を描きます。
今回はデザインは自分で考え、北岡先生に下絵をつけてもらい、彫り方を教えてもらいます。



白いのは先生につけてもらった下絵。
青緑の線は、先生が掘り方を教えてくれた跡。黒の下に青緑、その下に白い漆を塗ってありました。

今回、デザインはみんなそれぞれ考えました。
絵を描いたり、モチーフ作りが好きな人はサラサラ~と描いていました。
(デザイン力ゼロの私は生みの苦しみの結果、かなりシンプルな曲線と水玉。。。)



大人も子どももかなり真剣!彫り始めるとみんな無言!
時間が経つのがとても早く、そして思ったよりもはるかに難しく、
途中までで終わってしまった人もいました。



参加者数名の作品を拝借して記念撮影。

実際に体験してみることで、漆芸作家さんたちのアイデア、デザイン、技術のすばらしさを
改めて感じることができた1日になりました。