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【中止・延期のお知らせ】第12回せとうちクリーンアップin岩瀬池

2020年02月20日

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、活動を延期させていただきます。
開催を楽しみにしてくださった皆様には、急なご案内となりご迷惑をおかけしますが、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。


 3月28日(土)第12回せとうちクリーンアップin岩瀬池を開催します。
 今までの活動では、海ごみを減らすために海岸クリーンアップを中心に実施してきました。
しかし、海ごみの約6割が陸域から川を通じて海域に流入しています。この事から、発生源となる陸域・河川などの現状を多くの人に見て知ってもらうと共に海域へ出る前にごみの回収活動を行うことが目的です。
今回の活動となる高瀬川源流に位置する岩瀬池は、国の天然記念物コウノトリの飛来地にもなっており、保全上重要な場所となっています。
みなさんのご参加を楽しみに待っています。

■活動名:第12回せとうちクリーンアップin岩瀬池
     ~コウノトリ飛来地の岩瀬池&高瀬川源流を守ろう~
■日 時:2020年3月28日(土)9:30(受付) 10:00~12:30
■場 所:岩瀬池(詳細はWebページの案内チラシをご覧ください)
■参加費:無料
■対象(参加人数):どなたでも参加できます(50人)
■参加〆切:3月23日(月)
■主 催(共同開催):NPO法人アーキペラゴ、特定非営利活動法人まちづくり推進隊高瀬
■後援:香川県、三豊市
■準備物:帽子、タオル、飲み物(水筒)、動きやすい靴、軍手(お持ちの方)、雨具(雨天時)、マイ食器(使い捨てでない皿、お箸)
■申込方法: Eメール又はFAXにて、①参加者氏名、②所属、③住所、④携帯番号、⑤当日連絡が可能な連絡先をお知らせください。
※保険などの準備がありますので、必ずお申込みください。
※SCF個人会員の方は、Facebookページにて「参加」を押すだけで参加申込完了です。
ただし、複数参加の場合は参加者の氏名、年齢をお知らせください。また、「興味あり」では参加の有無が分からないので、お間違えなくお願いします。
■新型コロナウイルスへの対応
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、発熱や咳など風邪のような症状のある場合は参加を控えるようにお願いします。
予防的な観点を熟慮し、マスクの正しい着用など対策を各自で行ってください。

【お問合せ、お申込み先】
NPO法人アーキペラゴ
住 所:香川県高松市塩上町1丁目2番7 1・2階
E-mail:scf@archipelago.or.jp
連絡先:Tel.087-813-1001 / Fax.087-813-1002


案内チラシ


【募集終了】Refillサミット2020in高松「給水スポットを全国へ広げよう!」が開催されます。

2020年01月08日

Refillサミット2020 in 高松 公開セッション
   給水スポットを全国広げよう!

街中の水飲み場や給水機、マイボトルに無料で給水サービスを提供する店舗などの
「給水スポット」を全国に増やし、利用を広げることで、環境負荷の低減と持続可
能なまちづくりをめざす活動のプラットフォーム「Refill Japan」。
2019年5月にキックオフして各地で活動が始まっています。
このたび、全国で活動する地域団体が一同に会する第1回「リフィルサミット」を
開催し、経験を共有するとともに、さらなる拡大に向けた戦略を議論します。
公開セッションでは、その報告とともに特別講演を行います。
地域で給水スポットのあるまちづくりに取り組んでみたい方、ぜひご参加ください!

【日時】  2020年1月26日(日)14:00~16:30
【会場】  高松市ヨット競技場 大会議室
      (香川県高松市浜ノ町67-1)
      <地図> http://www.taka-spo.or.jp/map/map_yac.html

【参加費】 無料
【定員】  80名

【プログラム】   
特別講演 「使い捨て型ライフスタイルからの転換を」
      浅利 美鈴 さん(京都大学大学院地球環境学堂准教授)
基調報告「国内外に広がるRefllムーブメントとRefill Japan」
瀬口 亮子 (水Do!ネットワーク事務局長)
各地からのRefill活動報告
    Refill 香川 森田 桂治 さん(アーキペラゴ)
    Refill 生駒市  平井 翔太郎 さん(生駒市上下水道部)
    Refill 京都   太田 航平 さん(エコトーン)
パートナー企業紹介
質疑応答
Refillサミットin高松宣言 発表

【参加申込】
以下のフォームからお申込みください。
https://bit.ly/2sdWSZH

【主催・問合せ】水Do!ネットワーク
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3F
E-mail info@refill-japan.org
【運営協力】NPO法人アーキペラゴ
〒760-0062 香川県高松市塩上町1丁目2番7 ミユキビル1・2F
E-mail:info@archipelago.or.jp  TEL: 087-813-1001

このイベントは(独)環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。


案内チラシ(表面)

案内チラシ(裏面)


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案内チラシ(PDF版)


せとうちの島々で海ごみを調査しよう!(櫃石島)を実施しました

2019年12月10日

櫃石島で海ごみを調査 集合写真

 11月30日土曜日 坂出市の櫃石島で「せとうちの海ごみを調べよう」を実施(香川県主催)しました。
櫃石島は瀬戸大橋が架かる島のうち一番北側に位置する島で、島民以外の人は自家用車で乗り入れが出来ないため、ほとんどの参加者が初めて行く島になりました。


リーダーによる説明


 北側海岸から調査をスタートして、海ごみリーダー育成講座の参加者の新川さんがリーダーを務めてICC(国際海岸クリーンアップ)手法の説明を行った後、4グループに分かれて調査を行いました。


調査&クリーンアップの様子(調査場所①)

非常に多いペットボトル(調査場所①)

 写真からも分かるように、海岸の上部には非常に多くのペットボトルや発泡スチロール破片などが漂着していました。
ICC調査結果で多かった品目は①ペットボトル636個 ②発泡スチロール破片96個 ③プラスチック・発泡スチロール梱包材61個となりました。
 ごみが非常に多かったので、回収のみをする時間を設けてクリーンアップを行い、45袋(45L袋)回収しました。(このうちの約30袋がペットボトル)


カキ養殖で使われるパイプ

マイクロプラスチックも非常に多い

 よく見ると、大きなごみ以外にもカキ養殖で使われているまめ管やパイプ、破片化したマイクロプラスチック(レジンペレット、肥料カプセル、発泡スチロール破片など)も多くありました。


海をながめながら昼食

調査&クリーンアップの様子(調査場所②)

 南側海岸では大きなごみは少なかったものの破片になったプラスチックやペットボトルキャップが多くありました。
 ICC調査結果で多かった品目は①ペットボトルキャップ364個 ②食品容器125個 ③カキ養殖用まめ管100個になりました。


破片化したプラスチックが多い(調査場所②)

 参加者からは「1ヶ所目の海岸はペットボトルや発泡スチロール破片の多さに驚いた」「まだまだ小さく破片になっているごみが多くて全部拾うのは大変」「思っている以上にごみ(プラスチック)の種類が多かった」などの声がありました。
 また、「自分たちでも活動を行いたいけどやり方が分からない」「ごみを拾うのも大切だけど出さない工夫をすることが大切だと感じた」などの声もありました。
 今回の活動でも多くの気づきがあり、次の活動へつながっていくのが楽しみです。


ICC調査結果(調査場所①)


ICC調査結果(調査場所②)


せとうちの島々で海ごみを調査しよう!(大島)を実施しました

2019年12月02日

高松港から大島に向けて出発

 11月17日日曜日 高松市の大島で「せとうちの島々で海ごみを調査しよう!」(香川県主催)を開催しまし、14人の参加者と一緒に調査を行いました。
 大島は、高松の北東8㎞(庵治沖5㎞)にあり、ハンセン病療養施設が残る島です。
2019年は瀬戸内国際芸術祭の会場になっており、何人かは島に訪れたことがあるようでしたが、半分以上の方が初めて訪れる島だったようです。


調査の方法についてリーダーが説明(東側海岸)


 調査はICC(国際海岸クリーンアップ)手法と水辺の散乱ごみの指標評価を用いながらその方法を体験を通して学びました。
 最初は東側海岸で、「海ごみリーダー養成講座」参加者の山田さんがリーダーを務めて説明や調査を行いました。


調査クリーンアップの様子(東側海岸)非常に多いペットボトル

調査クリーンアップの様子(東側海岸)子どもたちも頑張って参加!!

20分間のICC調査結果で多かったごみの3品目は①ペットボトル361個 ②発泡スチロール破片146個 ③飲料缶69個になりました。(指標評価はランク7)


調査の方法についてリーダーが説明(西側海岸)

続いて2ヶ所目の調査は西側海岸で「海ごみリーダー養成講座」参加者の藤田さんがリーダーを務めて説明や調査を行いました。


調査クリーンアップの様子(西側海岸)

20分間のICC調査結果で多かったごみの3品目は①発泡スチロール破片74個 ②カキ養殖用まめ管58個 ③ガラスや陶器の破片57個になりました。(指標評価はランク1)

参加者からは「1ヶ所目の調査場所でのごみやペットボトルの多さにおどろいた」「ごみの無いような場所でもよく見ると小さな破片が多いのに気づいた」「生活に関わるごみが多く感じた」などの声がありました。


集合写真

最後に積極的にごみ回収

 東側海岸は調査時間だけではごみの回収が全部出来なかったため、余った時間を使って参加者全員で回収を行いました。
参加者の皆さんありがとうございます。


調査場所①(東側海岸)

ICC調査結果(調査場所② 西側海岸)


海ごみリーダー養成講座を開催しました!!

2019年11月24日

プラスチックによる海洋汚染の問題について説明

11月10日日曜日 直島で海ごみリーダー養成講座(香川県主催)を行いました。
一般社団法人JEANから小島あずさ氏を講師に迎えて、参加者20人と一緒にプラスチックによる海洋汚染問題について最新の情報やICC(国際海岸クリーンアップ)手法、海岸のごみの量を把握するための指標評価の方法を学びました。
参加者には、海ごみを減らすための取組みをしている人や、これから環境活動(企業のCSR活動、地域の活動)を行いたいと考えている人が多くいました。


生き物への影響について

プラスチックごみによる海洋汚染の問題にうち、生物への影響として「誤食」「からまり」の問題について話がありました。ウミガメが食べているクラゲとレジ袋などが似ているため、誤って食べることがあるようです。実際にウミガメが誤って食べたレジ袋などがお腹の中から出てくる事例がいくつかあるようです。


絡まりによる問題を分かりやすく伝えるデモンストレーション

絡まりの問題を誰にでも分かりやすいように説明する、デモンストレーション。網に絡まってしまうと手を使えない生き物は簡単に取れないのが分かります。


ICC調査の目的や特徴について説明があり、世界共通の方法で調べ、ごみを元から出さない仕組みをつくるためにデータを活用することや、調べることを通じて、ごみ問題への気付きを促す事などの紹介がありました。


海岸で実習の様子

ICC調査の様子

破片化したごみが多い

午後からは海岸に出てICC調査と指標評価の実習です。
見た目には海岸にごみは少ないものの実際拾って調べてみると、破片化したプラスチックや発泡スチロール破片、カキ養殖で使用されるマメ管などが多くありました。


集合写真

参加者からは「破片になったごみが思った以上に多くて全部拾うのは大変」「今回学んだ事を他の人に伝えたい」などの声がありました。
今後、受講していただいた方々が色々な場所や立場でリーダーとして活動が進められて行く事が楽しみです。


ICCの調査結果

ICC調査結果で多かった品目としては、①発泡スチロース破片が518個、②プラスチックシートや袋の破片218個、③カキ養殖用マメ管188個になりました。