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浜辺にはたくさんのお宝が落ちてます!

2017年04月20日

お宝!? ダッコちゃん人形と銃を構えた星野鉄郎

お宝!? ダッコちゃん人形と銃を構えた星野鉄郎

 クリーンアップで浜辺に行ったときは必ず「お宝探し」とセットで活動するようにしています。参加者の目を肥えさせるために、クリーンアップ&お宝探しに入る前に、例としての僕の「お宝」を披露することが多いです。ガラスの浮き玉や珍しい貝などはみんな歓声上がります。誰が見てもだいたい「お宝感」がありますからね。

 ところが、瀬戸内海だと生活の香りがまだまだぷんぷんの漂着物が多くて、僕の場合は自然と「おもちゃ」などに目が行くことが多いです。他人から見るとただの「ごみ」。だけど、拾った本人の価値観からは「お宝」なので、披露してるときも、子供たちからは歓声上がるも、大人からは失笑だったり、逆に大人からは歓声上がるも、子供たちからは「何だそれ?」みたいな反応も(笑)

 ビーチコーミングの醍醐味は、海を通じて「場所」を超えて来ることも多いんですが、「時間」をも超えて漂着することもあります。それが面白いですね。

上の写真は懐かしいダッコちゃん人形と、戦士の銃を構えた星野鉄郎。

ほら。どこがお宝か反応に困る人出てますよね(笑)


色々な場所から流れてきたライター

色々な場所から流れてきたライター

 海で繋がってることは理屈ではわかるんですが、それを実感できる指標がいくつかあります。ため池などを利用した打ちっぱなしのゴルフセンターのゴルフボールや、いわゆる使い捨てライター。これらは運がよければ配布したゴルフセンターやお店の名前が印字されているので、「捨てられた」場所では正確にはありませんが、「配られた」場所はある程度特定できます。香川県でも京都や奈良、兵庫県、広島に大分と、いろんなところから漂流してきたライターを拾うことができますよ。


漂着物コレクションのキューピー

漂着物コレクションのキューピー

 特定の漂着物をコレクション的に集中して拾うのも面白いです。僕の場合もいくつか強化アイテムあるんですが、キューピーさんはこんな感じ。耳の形の違いや表情の違い、劣化によるホラー人形化など奥が深いですよ(笑)

 みなさんもぜひお宝探し、ビーチコーミングに出かけてみませんか?で、ついででいいので、小さな袋一杯でいいので、漂着ごみも拾ってきてください。声かけてくれればいつでもお供いたします!



☆一緒に活動してくれる仲間を集めるためにFAVVOにチャレンジ中!!☆
※プロジェクトは終了しました。


FAAVOにて仲間を募集

FAAVOにて仲間を募集

≪ビーチクリーンアップ催しの案内≫
「せとうちクリーンアップin田の浦」5月27日 10時~12時 田の浦野営場に集合
※募集は終了しました。


ビーチクリーンアップ催し会場案内

ビーチクリーンアップ催し 会場案内


漂流するカキ養殖用パイプたち

2017年04月19日

牡蠣養殖に使われるプラスティック製のパイプ

牡蠣養殖に使われるプラスティック製のパイプ

牡蠣の美味しいシーズンはそろそろ終わりなんですかね?

みんな大好きですよね。牡蠣。

ところが、その養殖過程においてはプラスティック製(ポリエチレン製)のパイプがたくさん使われて、それが流出し海洋ごみとなり、瀬戸内海だけでなく太平洋にも漂っています。


漂着した牡蠣パイプ(まめ管)

漂着した牡蠣パイプ(まめ管)

 まず、牡蠣の赤ちゃんを採苗するときに、ポリエチレン製のまめ管というものを使います。
まめ管+ホタテ貝殻+まめ管+ホタテ貝殻+まめ管+ホタテ貝殻+まめ管・・・・というようにして、これを産卵期の海中に吊るしておくと赤ちゃんが付着するのです。


牡蠣養殖の様子

牡蠣養殖の様子

 牡蠣が大きくなってきたら、今度は長さ約20cmのポリエチレン製パイプに替えて、それを沖の筏に吊るします。広島で採用されているこの方法の場合、ひとつの長さ9mの針金に40枚のホタテ貝殻を吊るします。またひとつの筏でこの針金を600本吊るすそうなので、ひとつの筏で24,000本のカキ養殖用のプラスティックパイプが使われるわけです。

これが荒天などで破壊され流出することになります。

 香川県では冬場など北西風が吹いてる期間だと、まめ管とロングなパイプが200mの北向きの砂浜で300個ぐらいは楽に拾えるでしょう。それが太平洋などに流出して、遠い島にまで漂流、漂着しているのです。死んだコアホウドリの雛のお腹の中からも出てくるメジャーなプラスティックごみです。


死んだコアホウドリの雛のお腹の中からも出てくるプラスティックごみ

死んだコアホウドリの雛のお腹の中からも出てくるプラスティックごみ

 だからと言って牡蠣を食べるな!というわけではないのですが、今の方式のカキ養殖が変わらない限り、なかなか減らないプラスティックごみのひとつです。今度牡蠣を食べたなら、その個数分ぐらい目標に、浜辺に行ってまめ管やパイプを拾いませんか?浜辺に行って落ちてなかったことはほぼありませんので間違いなく拾えます。

参考■広島市水産振興センター

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※プロジェクトは終了しました。

≪ビーチクリーンアップ催しの案内≫
「せとうちクリーンアップin田の浦」5月27日 10時~12時 田の浦野営場に集合


海を愛するオンバファクトリーの大島さん

2017年04月16日

海を愛するオンバファクトリーの大島さん

海を愛するオンバファクトリーの大島さん

香川には何人も海を愛する偉大なビーチコーマー(浜辺のお宝漂着物収集家)がいらっしゃいますが、そのおひとりが初回からの瀬戸内国際芸術祭参加アーティストで、オンバファクトリーの大島さんです。男木島でもビーチコーミング&クリーンアップのイベントを何度も実施されていて、僕の堅いガイディングと違って、ユーモアたっぷりに、けど熱く丁寧に海の素晴らしさとそこに与えている人間側の問題に関して語ってくれます。


 5年前の冬に、大島さんとアーキペラゴ理事長の三井と僕のおじさん三人でお宝探しメインで直島と男木島をはしごしたことがありました。アイランドホッピングしながらのビーチコーミング&クリーンアップって素敵でしょ。(おじさん三人ですが)

 直島も男木島も目当てのビーチは港から歩いていけるんですが、拾ったごみを運ぶために大島さんが「めおん3」のオンバを持参してくれました。漂着ごみを満載した「めおん3オンバ」を押した大島さんに、島の人たちも興味津々。自然と笑顔の輪が拡がります。


海ごみを積載する「めおん3」

海ごみを積載する「めおん3」

男木島に渡ってさらに海ごみを積載する「めおん3」。過積載ですねー。


漂着していた精霊舟?

漂着していた精霊舟?

この日は、こんな50cmほどの小船が漂着していました。小豆島で「精霊さん」と呼ばれている精霊舟でしょうか?


クラフト作品を持ってみんなで集合写真

クラフト作品を持ってみんなで集合写真

 大島さんは漂着物を使ったビーチクラフトの講師も引き受けてくださいます。この写真の子どもたちは我が家の息子と娘なんですが、大島さんの弟子です。

 大島さん、今後とも一緒に楽しみながら活動継続いたしましょう!

≪ビーチクリーンアップ催しの案内≫
「せとうちクリーンアップin田の浦」5月27日 10時~12時 田の浦野営場に集合

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※プロジェクトは終了しました。


人工芝、泥落としマットの破片がたくさん漂流中

2017年04月12日

拾ったマイクロプラスチック

拾ったマイクロプラスチック

 上の写真は5月27日土曜日にクリーンアップを予定している東かがわ市の田の浦海岸で拾ったマイクロプラスティック(5mm未満のプラスティック破片)です。ペットボトルキャップに詰め込んでみたので大きさがわかると思います。

 いろんな色がある中で、緑色のひょろりとしたプラスティック破片がありますが、これは人工芝、いわゆる泥落としマットの破片です。香川県の浜辺でしたらすぐに見つかります。満潮時のライン上に数センチおきに漂着していることも多いです。

 体育館やオフィスの入り口なんかに設置しているやつです。それが使われているうちにちぎれて、掃除や何かのおりに地面に落ち、排水溝に流れ込んで川に出て、川を下って海に出て、漂っているうちにたまたま浜辺にたどり着いたものを「拾った」わけです。

 クリーンアップをしてるとよく参加者の方から「誰がこんなに海に来て捨ててるんですかね(怒)!」と聞かれるんですが、実際はその多くが陸域で発生して、それを川が運んで海に出ています。しかも悪意のあるごみばかりではありません。ほんの不注意や普通の生活をしている中でどうしても「ごみ」として出てしまっているものもあります。

「ごみを捨てない」「ごみは拾う」だけでは解決しない問題でもあります。

「俺は絶対ごみを捨てない!」

と思っていても泥落としマットは使うことはある・・・。海ごみの問題は、街の問題であり、実際はみんなが当事者なんだと思います。

田の浦海岸(5月27日10時~12時 ビーチクリーンアップ 田の浦野営場に集合)

※募集は終了しました。

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※プロジェクトは終了しました。



人工芝の破片

人工芝の破片

田の浦海岸の様子

田の浦海岸の様子


世界に繋がる、調査を兼ねたクリーンアップ活動とは?

2017年04月11日

みんなでICCによるごみ調査

みんなでICCによるごみ調査

 調査しながらのクリーンアップは一般的には馴染みがないですよね。

 ごみを分類して、専用の「ごみ調査・データカード」に記入して数えていきます。このデータカードは「国際海岸クリーンアップ(International Coastal Cleanup)」にそっていて、秋のキャンペーン時には世界いっせいに同じやり方で調査をします。

主な大分類は、

・破片
・タバコ
・飲料
・食品
・生活
・大型
・物流
・建築
・医療
・釣り
・水産

で、それぞれがさらに細かく、例えばタバコなら、
・タバコの吸殻フィルター
・タバコのパッケージ・包装
・使い捨てライター

という感じで分類されています。何に由来して発生しているごみなのかを細かく分析できるデータになるわけです。破片化の進行具合を図ることにもなります。

 この調査結果に基づいて、改善のための対策を政府や国際機関、産業団体などに働きかけていく取り組みにつながります。


ICC調査のデータカード

ICC調査のデータカード


ごみの分別と分類調査

ごみの分別と分類調査

 一般的な清掃活動は、けっこう黙々と拾い続けることが多いと思いますが、調査を兼ねる場合は、1チーム5人ぐらいになって、書記係を決めてワイワイガヤガヤと進行します。喋りながらの活動なので、初めての顔合わせでもすぐに打ち解けてしまう感じです。
終わった後の感想は、みんな、「想像してたより楽しかった!」

という人が多くてリピーター率も高いですね。
「次はどこでやるんですか?」


みんなで分類してみよう

みんなで分類してみよう

次は、2017年5月27日土曜日。東かがわ市の田の浦海岸を予定しています。運動会シーズンではありますが、ぜひ予定が空いてる人はご参加くださいね。
田の浦海岸(集合:田の浦野営場)

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