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【募集終了】川と海のプラスチックごみを調べよう!

2020年09月08日

プラスチックごみモニタリング調査「川と海のプラスチックごみを調べよう!」を開催します。
県内3河川の上流、中流、下流と河口又は最寄りの海岸でプラスチックごみの調査を行います。
参加を希望する河川へお申込みください。(調査河川や実施日など、詳細は案内チラシを参照)


集合場所、駐車場の案内


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案内チラシ(PFD版)


【活動レポート】第12回せとうちクリーンアップin屋島を実施しました

2020年08月16日

集合写真

2020年8月10日日曜日 高松市屋島長崎ノ鼻で52名の参加者と一緒にビーチクリーンアップで汗を流しました。
任意団体のYashima BlueActivityと共同開催で、約86kg(40袋/45Lごみ袋)の漂着ごみを回収することが出来ました。


説明を聞いて海岸クリーンアップスタート

海岸クリーンアップの様子

多くのごみが集まる

ICC(国際海岸クリーンアップ)手法を取り入れてクリーンアップの予定でしたが、猛暑日が予想される天候だったので、時間短縮でICCは実施せずに、海岸クリーンアップのみの活動を行いました。
コロナウイルスの感染対策、熱中症対策で、「距離をとる」「水分をとる」「マスクをとる(屋外2m以上離れる場合)」の3つのとるを心がけながら、ごみを取る活動をしました。
適宜休憩をとりながら、40分程の活動でしたが、海岸に目立つごみはほとんど回収することができました。
親子での参加者も多く、子どもたちにも頑張ってもらいました。
感想では、40袋中13袋がペットボトルと多く漂着していると感じました。


海ごみのお話

Before After

クリーンアップの後は、海ごみ問題の話をさせていただきました。この時、子どもたちの中にはメモをする子どももいて、想像以上に話を真剣に聞いてくれました。
また、高校生の積極的な参加もあり、今回の体験を色々な人に広めて欲しいと思います。


川ごみマップ作成のための川ごみ調査をしています

2020年08月15日

瀬戸内海における海洋ごみの約66%が陸からの流入量になります。
今までに海岸での調査は多数行ってきましたが、流入経路となる河川におけるごみの調査数は少なかったため、河川におけるごみの状況調査と川ごみマップの作成を行っています。

今年度の取り組みでは、高松市を貫流する河川(新川、春日川、詰田川、本津川、香東川)のごみ分布状況を調査して、その状況を川ごみマップにして誰でもWebで見ることが出来るようにします。
川ごみマップにすることにより、「どのような場所からごみが流入しているか」や「多く溜まる場所がどこなのか」などを分かりやすく見える化します。
ごみの多くが我々の生活から流出していることを知り、ごみを出さないようにする発生源対策としての利用と多く溜まる場所ではクリーンアップ活動による回収促進活動に役立てられたらと考えています。


瀬戸内海の海洋ごみ収支


7月19日日曜日、日ごろから海ごみ削減活動に協力していただいている方々と一緒に、新川と吉田川の川ごみ(川ごみマップの基礎データ収集)を行いました。
調査区間の河川上流部から、河口にかけて自転車で移動しながら調べていきました。
調査地点におけるごみの量(ランクとごみ袋数)を目視で確認して、その地点の写真を撮影(GPSデータ記録)します。


調査の様子

調査データを記録

調査開始地点周辺(上流)

水がよどむ場所、堰や川の合流部ではごみが溜まりやすい傾向があるのと、下流部に行くにつれてごみの量は増えていくのが、データでも見た目でもわかりました。
また、交通量が多い道路や信号待ちで停車する場所の河川法面部分にはポイ捨てと思われるごみの確認ができました。


川の合流、堰周辺

道路からのポイ捨て

下流部の様子

植物に引っかかる多くのごみ(下流部)

河口周辺では、多くのごみが漂着しており、10m区間(紐が目印)でどれだけのごみがあるかを確認しました。(上流部で川に中に入れない場所も10m区間のごみの量を目視確認)
20Lのごみ袋で8袋、ランクは6になりました。
ごみの種類では、見ての通り、ペットボトルや食品の包装、食品トレイが多くありました。


河口周辺のごみ

種類ごとに分別

川ごみマップのイメージ

※地球環境基金 LOVE BLUE助成をいただいて川ごみマップを作成しています。
※調査の方法は河川ごみ調査マニュアルを参考(国土交通省水管理・国土保全局河川環境課)


【受付終了】第12回せとうちクリーンアップin屋島

2020年07月21日

定員に達したため、参加受付を終了しました。
多くの参加申込をいただきありがとうございます。


 8月10日山の日だけど、海の活動をします。活動は屋島長崎ノ鼻で海岸クリーンアップ。
みなさんのご参加を楽しみに待っています。

■活動名:第12回せとうちクリーンアップin屋島
    ~美しい海を瀬戸内から そして子どもたちへ~
■日 時:2020年8月10日(祝・月)8:10(受付)8:30~11:00 
■場 所:屋島長崎ノ鼻(集合:浦生ちびっこ広場)
詳細は案内チラシをご覧ください。
■共 催:Yashima Blue Activity
■参加費:無料
■対象(参加人数):どなたでも参加できます(30人)
■参加〆切:8月4日(火)
■申込方法: Eメール又は電話、郵送にて、参加者氏名、住所、携帯番号、当日連絡が可能な連絡先をお知らせください。
※保険などの準備がありますので、必ずお申込みください。
※SCF個人会員の方は、Facebookページにて「参加」を押すだけで参加申込完了です。
「興味あり」では参加の有無が分からないので、お間違えなくお願いします。
 また、複数人参加の場合は会員の方以外の氏名、年齢をお知らせください。
※新型コロナウイルス感染症に伴い、全ての参加者の方のご連絡先を控えなければいけません。お電話番号を必ずお知らせください。
■主 催:NPO法人アーキペラゴ(せとうちクリーンアップフォーラム)
■後援:香川県、高松市
■準備物:帽子、タオル、飲み物(水筒)、動きやすい靴、軍手(お持ちの方)
※共催のYashima Blue Activityの皆さんと一緒に活動を行いますので、何かブルーのものを身に着けてご参加ください。
服や帽子、タオルなど何でもOKです。ブルーで統一感を出せたらと考えています。
■新型コロナウイルスへの対応
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、発熱や咳など風邪のような症状のある場合は参加を控えるようにお願いします。
予防的な観点を熟慮し、マスクの正しい着用など対策を各自で行ってください。

【お問合せ、お申込み先】
NPO法人アーキペラゴ
住 所:香川県高松市塩上町1丁目2番7 1・2階
E-mail:scf@archipelago.or.jp
連絡先:Tel.087-813-1001 / Fax.087-813-1002



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案内チラシ(PDF版)


香川で初めてマイクロプラスチックの市民調査を実施しました。

2020年02月24日

2月15日土曜日に坂出市沙弥島海岸でマイクロプラスチック市民調査を行い、いつも海岸クリーンアップ活動をリーダーとして協力していただいている方々など15人が集まりました。
一般社団法人JEANさんが提案・とりまとめをしている全国同一手法による市民調査では、香川県内初の実施になります。
大学や研究機関が海上でマイクロプラスチックの調査は行われているものの、海岸での調査は多く行われていません。
そのため、今回の調査は市民が、海岸で、同一手法が大きな特徴です。


サンプル採取の様子(決まった大きさ容量を採取)

サンプル採取の様子(水に浮かぶマイクロプラスチックを採取)

定量のサンプルを採取をするため、枠で囲った範囲からマイクロプラスチックを含んだ砂を採取します。
種類と個数を調べる方法では、水の中に砂を入れて浮かんできたプラスチックなどを手網ですくって乾燥させた物をサンプルとしました。
また、ふるいを用いて2~5mmの大きさのマイクロプラスチックを直接採取したサンプルは、東京農工大学高田先生の研究室でポリマー分析をしていただきます。


マイクロプラスチックの種類と個数を確認

分類、個数確認の様子

2月23日日曜日は7種類とその他のマイクロプラスチックに分類して、その個数を確認しました。
調査結果は次のようになります。
・レジンペレット84個 ・徐放性肥料カプセル697個 ・人工芝50個 ・硬質プラスチック片143個 ・発砲スチロール346個 ・繊維状片18個 ・フィルム(シート)片76個 ・その他6個


分類したマイクロプラスチック

2mm未満のサンプル(この中にも多くのマイクロプラスチックが含まれている)

今回の調査で個数確認をしたのは目視で分類ができる2~5mmでしたが、2mm未満のサンプル内にも多くのマイクロプラスチックが混ざっていました。
ここまで細かくなると、回収困難になるため破片になる前の回収や環境中に出さない発生抑制が必要であることをあらためて感じました。


余分な木くずを取り除く(ポリマー分析用)

色々なマイクロプラスチック

調査結果を表、グラフにしたものが下になります。
同時期に東かがわ市(田の浦海岸)で行った調査結果も記載しています。


調査結果