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【Report】豊島で無農薬米ぬか栽培米を作って、おにぎりやクッキーにして芸術祭に来られた皆さまに食べてもらおうPJ
2009年9月23日
岡野さんが作った無農薬米一升(10合)、低農薬米(5合)を、こえびポートで炊き上げました。一升のお米など炊いたこと無い私。お米を研ぐのもひと騒動、炊飯器の水加減も不安で、何人かに確認してもらって、ようやくスイッチを入れる有様でした。
まずは、お米研ぎ。名人の手さばきをご覧ください。↓動きを止めている状態。
↓研ぎだすとこの状態。素早い動きにカメラが追いつきません。コツはお釜も回しながら研ぐこと。そうすることで小さなゴミが上へ浮き上がってくるのですって。そこへ水を入れてそっと流せばOKです。
スイッチを入れて、お米が炊きあがるまでの約1時間、岡野さんから米作りのお話を伺います。(右端が岡野さん)
実は、岡野さんが米作りを始めた時、これまでお父さまが行ってきた米作りと意見が分かれてしまいました。そこで、お父さまの田んぼと、岡野さんの田んぼで、別々の方法で米作りを行ったところ、岡野さんが作った田んぼの稲は倒れることなく(倒れると刈り取り作業がまたまた重労働になるのです)、量も多く収穫できて美味しいお米ができました。もちろん、翌年からは岡野さんの思うとおりの米作りが始まりました。
無農薬、低農薬というと、草取りが大変な作業となります。稲と稲との間を、草が生えないように、除草機を前後させ、くまなく歩かねばなりませんが、岡野さんはそれを四国88カ所巡りをしたと思って楽しんで行っているのです。岡野さんいわく、痩せたい人にはもってこいの作業ということで、お腹周りに貫禄がついたおじさまたちがお腹をさすりながら顔を見合わせて笑っていました。
そうこうする内に、ご飯の炊きあがるいい匂いが漂ってきます。お話のキリが良いところで試食タイムの始まりです。
皆様には【ご飯に合うおかず】を持ち寄っていただきました。
梅干し
自家製漬け物
のり
生卵
鶏肉の唐揚げ
まぐろのすり身のわさび漬け
などなど、
ずらりと並んだおかずの真ん中で、炊きたてのご飯をよそって頂きました。
一口食べれば笑顔がこぼれ、二口食べれば笑顔がはじけ、三口食べれば部屋中、笑いでいっぱい。ご飯って、幸せを運んできますね。
一升と5合のご飯は、あっという間に、きれいに無くなりました。
岡野さん、ご馳走さまでした。
現在、来年、豊島で米を育てる棚田の草刈りなど、米づくりの準備を進めています。ご興味が有る方、豊島へ一緒に行き、棚田づくりを始めませんか?